バンコク THE PENINSULA BANGKOKその2THE PENINSULA BANGKOK 主な観光名所やショッピングセンターの立ち並ぶ地区を、チャオプラヤ川を渡ってすぐ、トンブリー川で冷静に見下ろしているようなホテルがここ、 THE PENINSULA BANGKOK。バンコクが大好きになったのは、このホテルに泊まり、心から癒されて何度も戻って来たいと思ったのが理由の一つ。 近代的でスマートな高層の外観もすばらしいですが、客室の居住性、近代的な中に、木のぬくもりとやさしい香りがする館内にも、外に出たくない!と思ってしまうほどの居心地の良さを感じます。 そして、夕日とは反対側に客室が面しているので、朝は素晴らしい朝日がみられますよぉ。少しずつ明けていく朝が、ビルを照らし、町に力が満ちていくよう。 窓ガラスが床から天井まで。一面になっているので、窓のそばにいるとチャオプラヤ上空を飛んでいるような気持ちになります。栄えてない地区、トンブリー側にあるので栄えている地区の夜景が川越しに広がり、夜景の美しさも素晴らしい! 高層フロアは全客室こんな眺めですが、ローフロアも川がまじかに迫って、川沿いのホテルの大きな夜景が見えるのでそれもまたいいとの話を聞きます。 おもてなし これは2年前のウエルカムサービス。レギュラーのゲストになると通常のウエルカムフルーツ&チョコだけではなくいろいろと増えてきます。このときは、通常よりはるかに大きなウエルカムフルーツとマンゴージュース、クッキー、チョコレートなど。 これは2007年4月。なんとものすんごいチョコレートのデコレーション&クッキー! 同行のY子はあまりの豪華さに絶命してるし・・・ ちなみに夜も毎晩、ちょっとしたおつまみやスイーツを持ってきてくれます。もういたでりつくせり。チェックインの際、まだ部屋の準備ができていないと、ロビーでソフトドリンクを出してくれたりするんですから、もー、タイヘンです。2007年は、ペニンシュラ東京の研修生たちが日本から修行に着てきて、その中の1人がういういしく接客してくれました。ルームチェックインで、これまた優雅な感じ。でもカード番号を控えるのを忘れて慌てて戻ってきた(爆笑)。がんばれ!研修生! 客室 一番下のカテゴリーの部屋でも、なんと平均44-46平方メートル!ものすごく広い。ドアを入ってすぐにクローゼット、タンス、ドレッサーのエリアがあり、客室は、もうひとつドアをあけてから。だから部屋が散らからない!バスルームにはテレビがあり、浴室で入浴しながらテレビ鑑賞できちゃいますよ。 もちろんシャワー、バスタブはセパレート。ダブルシンクも並んでおらず別々に組み込まれているので友達と「こっちが私の顔洗うところ」などなど言いながら、洗顔したり歯を磨いたりできちゃいます。 やわらかなじゅうたんのしかれたメインの客室はクラシカルなしっかりとしたソファーとアジアンテイストのテーブルが置かれたリビングエリア、窓際にでんと置かれたワークデスク、上品なベッドメイクが施されたベッドがあります。今まで泊まった中で客室の居住性でもここが一番です! プール さて、早速プールへ。お腹がすいちゃったらプールでランチ、なんていうのが最高の休日ですーー!レッドカレーもパッタイもとってもアロイ(おいしい)。 20メートルほどの縦長プールが組み合わされて縦長の60メートルのプールが川に注ぎ込むように作られています。デッキチェアーのほかにサラ(タイ風東屋)がたくさん設置されていて、私はそこで過ごすのが大のお気に入り。ジャグジーもあるから露天風呂気分だっておーけーですよ(笑)。 ここのスタッフは気のつく人は最高に気がつく、優秀な人が多い!でも中には…ちょい…馬鹿もいますけど、愛嬌で許してやってください! なんとカッティングフルーツやミニミニアイスクリームのサービスもあって、ひどいときは朝ご飯食べた後、ずーっとここにいて気がついたら夜の七時だったことがあります。いやー、まったりできますぜー!ほんっとに! レストラン 「ザ・ロビー」 アフタヌーンティーや軽食の「ザ・ロビー」。甘いものにあまり興味のない私はアフタヌーンティーにはチャレンジしたことないのだけど、ここのテラス席が好きで軽食は二度ほど、そしてホテルのチェックインの際、サービスでお茶をごちになったことが。室内も、ピアノや管弦楽を聴きながら優雅にお茶ができていいですよん。ザ・ロビーのこのお姉さんは6年来の顔見知り。いつも私を覚えててくれて、あー、帰ってきたなあって思わせてくれます。 「ジェスターズ」 とにかくおしゃれです、アーバンです。 壁一面がガラス張りのような窓から対岸のオリエンタルホテル、シャングリラホテルの夜景、ディナークルーズの船の光が見え、レストラン内もクールな間接照明。光の中で食事をしている感覚。ライブバンドが入ったりと、ラウンジとしての使用もいいと思う! 料理はパシフィックリムだそうだが...数年前と比べると味が...ちょっと。メニューも変わったし、前のほうが良かったかも。後で調べたらシェフが変わったそうです。 なーるーほーどー。今そのシェフはスクムビットの某レストランにいるんだとか。 ここのスタッフにちっこいくてきびきび動く男性がいるんだけど、一度、ステイトタワーのシロッコで遭遇して「あれ?なんでここで働いてるの?」と仰天したことがあります。なんでもその時は転職して向こうではたらいていたみたい。そしたら・・・なんと・・・戻ってきてました(爆笑)。それってありなんですか?声をかけたら覚えていてくれて「いやーん、はずかしー、私変わったでしょー?」・・・そうなんです。この人とは9年の顔見知り。そして・・・多分心は女性。 「リバーテラス」 ペニンシュラといえば川沿い!川沿いっていえば、あーた、やはりリバーサイドのテラスでブレックファースト!これでしょう。これこそ至福の喜びってもんでございます。スタッフももう何人か顔見知りで安心なのですが、何度もお互い目を合わせても、なかなか話しかけあわなかったこのレストランの一番えらいメガネ。オープン当時からいやがるメガネが、やっと心を開いて微笑んで話しかけてきてくれた(爆笑)。なんで? 朝食はビュッフェで室内にパン、ソーセージ、フルーツ、サーモンや生ハム、おかゆ、味噌汁、日によって納豆や豆腐(笑)、ヨーグルト、シリアル類、ジュース。屋外にタイ料理の炒め物たち、点心、エッグコーナーなどなど、選ぶのがタイヘン!なのに私ってば、目玉焼きが好きなので毎朝目玉焼きを作ってもらって、どれが何日目なのか解らない写真になってますね。すみません。 でもランチもなかなか良いですよ。朝のばたばたした感じとは異なる静けさで、のんびりと寛げるしね♪ 「ティップタラ」 オープン時から仲良くしている元プールスタッフ→リバーテラス、その後ここのレストランの一番上の人になってしまったSさんのいるタイ料理屋さん。 夜しかやっていないのですが高床式のかわいらしいタイ料理屋さんで、入り口にはかがり火がたかれ、幻想的な雰囲気 これは入り口で撮った写真で、左がSさん。とっても親切でジェントルマンです。 この日食べたのはガイヤーンのタクライソース(焼き鳥のレモングラスソース)、ソムタムタイ、トムヤムクン。どれも上品な味だけど、「辛くしないで」と言わなかったので、悶絶するほど辛いソムタムに「た、助けてぇー!お水ちょうだぁーい!」と叫んでしまいました。 対岸のホテルの夜景と、素晴らしいチャオプラヤ川のせせらぎ。大人のディナーが楽しめますが、大雨になった場合悲惨な目にあいそう(川沿いの席には屋根がない)…事実、突然の雨の時には部屋から下を見ると蟻の子を散らすようにお客もスタッフも大騒ぎになっているのが目撃できましたとさ。 「メイジャン」 中華レストランです。過去2度ほど行きましたが・・・嫌なことがあったのでそれからというもの行っていません。ペキンダックはこれだけの高級ホテルなのに日本で食べるそれよりもはるかに安かった記憶があります。で、お茶がたくあんあって選べて楽しいけど、鼻血が出るほど高いです。お茶なのにーーー。今度は飲茶にチャレンジしたいと思います。 「ザ・バー」 オープン時から大の仲良しのピアニスト、Hおじさんのいるお店。こじんまりとしていて、クラシカル。ゆっくりと飲み物を楽しめるのと、唯一タバコが吸えるスペースなので、それ目当てのお客さんも多いかも(笑)。 でもエンターティナーのHおじさんのしゃべりと、演奏が楽しくてしょーがないです。そうそう。Hおじさんは日曜日がお休みなので、Hおじさんに会いたい方は日曜日ははずしましょー。Hさんがいないこのバーはカレー粉の入っていないカレーと同じですよぉ。 渡し舟 なんといってもここの良さはBTSサパーンタクシン駅のある船着場に船で送ってくれること。リバーシティーとオリエンタルのある船着場、ペニンシュラピアって呼ばれる船着場と4箇所に送ってくれるんですが、かわいらしい船、愛嬌たっぷりの運転手さん、乗組員の方とおしゃべりしつつ、南国の風に吹かれる船の行きかえりは楽しいもの。 フィットネス フィットネスルームも素晴らしいですぜ!ありとあらゆるマシンがそろってます。そして特筆すべきはサウナ。スチームもあります、普通のもあります。水風呂もありますが、うれしいのはこのジャグジー!パルテノン宮殿みたいな雰囲気で、ゆっくりお風呂を楽しめますよ♪ 運動する→プールに行く→ジャグジーに入る→シャワーを浴びてきれいに→身づくろい、とお部屋のお風呂に行かなくてもここで、プール後の身づくろいができてしまう優れた場所。素晴らしいSPAも完成。現在このサウナルームにはSPAの受付から左に入ってゆきます。 従業員 節度あるサービスの中に、タイ人らしいおちゃらけ心。正式なきりりとした敬いの心で接してくれるおもてなしが希望の方は向いてないかもしれないけど、タイではヨーロッパ的希望は通じないのかも。ドジも許してやってください。そのかわりお客のドジもゆるしてくれます。二回目からは節度の中にも友達のような親しみを持って接してくれます。ドアマンのひょろっとした子なんかはいつも覚えていてくれて「ウエルカムバック!」と最高の微笑み。ほかのドアマンに物を頼もうとしたらそのドアマンに「私のお客さんなんだから!」と言って自分が案内してくれたり(・・;)。ね、ちょっと変だけどかわいい人たちなんです。 あ、もちろん嫌な奴も仕事ができない奴もいますが、なぜかそういう人は次回からいなくなったりするので、すっきりです。あと、いつまでも出世できないとか…。 ってなわけで最高にお勧めのTHE PENINSULA BANGKOKの巻でした。 ジャンル別一覧
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